高血圧の原因は?|田園都市高血圧クリニック かなえ|横浜市青葉区の内科・循環器内科

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高血圧の原因

高血圧の原因は?|田園都市高血圧クリニック かなえ|横浜市青葉区の内科・循環器内科

高血圧の原因

自分の高血圧の理由がわからない

あなたの高血圧の原因はなんですか?

原因を知っていますか?
血圧が高くなる理由は様々です。

大きく分けて3つあります

高血圧の主な原因 大きく3つ

  1. 生活習慣
    ライフスタイルによって高血圧になってしまった。生活習慣病とも言われています。
  2. 病気
    血圧をあげるホルモンなどにより高血圧になってしまった。原発性アルドステロン症などの、生活習慣とは別な病的な理由によって血圧が上昇します。
  3. ①+②
    特別な血圧をあげる病気がある人の、ライフスタイルの悪化により高血圧になってしまった。

原因は人それぞれ

高血圧の原因は自分で判断できます。しかし、その判断が合っているのか?自己流になっていないか?いつかは生活習慣が改善して健康になれると思って高血圧を高いまま放置していませんか?

ライフスタイル

ライフスタイルで血圧が高くなる原因について解説します

肥満

体重の増加

肥満になると、酸素消費量の増加に伴う、心拍出量、循環血液量の増加で血圧が上がります。常に体重をコントロールすることが大事です。

塩分のとりすぎ

塩分のとりすぎ

循環血液量の増加で血圧が上がります。高血圧の人は1日6g、そうでない人でも10g以内に抑えましょう。尿と血液検査であなたの塩分量を測定することもできます。

ストレス

ストレス

仕事、心配事、過労などのストレスは血圧をあげることがあります。
ストレスがかかったときに血圧を測って、正常値より高いと「ストレス高血圧」かもしれません。日中に血圧が高くなっている可能性があり、朝や夜間の血圧は正常であることがあり、通常の血圧測定では発見しにくい高血圧です。
朝や日中のストレス下で血圧を測ってみて、かかりつけの医師に相談してみましょう。
ストレスの発散方法を身につけ、ストレスと上手に付き合っていきましょう。

睡眠不足

睡眠不足

寝ている間、交感神経は活動を休み血圧は下がります。
寝不足の状態は、交感神経が活発で血圧も下がらず、翌日の血圧まで高くなってしまいます。
寝る前のアルコールやコーヒーなどを控えましょう。
カフェインは寝る6時間前の摂取は控えましょう。
また、うつ状態で睡眠が浅くなることもあります。
いびきや無呼吸がある方は、睡眠時無呼吸症候群で血圧が高い可能性があります。

喫煙

喫煙

喫煙は末梢血管の収縮で血圧が上がります。
タバコは虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)やがんになります。
禁煙をおすすめします。

その他

  • 加齢
  • 激しい運動をしたとき
  • 寒さや気温の急変
  • 過度のアルコール摂取
  • 便通時などの力み 
  • 日常の運動不足
  • 遺伝による体質 
  • 動脈硬化などの病気 など

ホルモン異常

ホルモンなどで血圧が高くなる原因について解説します。

2次性高血圧とは、体質・遺伝・環境・加齢によって発症する本態性高血圧とは異なり、ある特定の原因がある高血圧をいいます。

病院で見つける2次性高血圧の原因

こんな方はホルモン異常の2次性高血圧かもしれません。
医療機関に必ずご相談ください。

こんな方はホルモン異常の2次性高血圧かもしれません

急な発症、高度の高血圧、若年発症、治療の反応が悪い場合などに2次性高血圧を疑います。

具体的には下記のようなものがあります。

腎実質性高血圧

腎臓の働きが低下することにより高血圧になります。

腎血管性高血圧

腎臓に血液を送る腎動脈が狭窄することで発症します。
ホルモン採血や、超音波(エコー)やCT・MRIなどの画像検査で診断します。
最終的にはカテーテルで、血管の内側から拡張する手術をすることがあります。

原発性アルドステロン症

腎臓の上にある副腎という小さな臓器から、アルドステロンという血圧を上げるホルモンが過剰に分泌されることで高血圧になります。
血液検査やCTなどの画像検査やカテーテル検査などから確定します。ホルモンに関する2次性高血圧の中では一番多いものです。

クッシング症候群(Cushing症候群)

副腎からコルチゾールという血圧を上げるホルモンが過剰に分泌されることで高血圧になります。コルチゾールなどのホルモンの採血検査を行います。
治療は内服薬や原因部位(脳下垂体や副腎など)に対する手術・放射線療法などがあります。

褐色細胞腫

副腎から、カテコールアミンという血圧を上げるホルモンが過剰に分泌されることで高血圧になります。頭痛・動悸・発汗・顔面蒼白・体重減少などの特徴的な症状を認めることが多いです。ホルモン採血検査で疑い、CTなどの画像検査で確定します。手術が検討されます。

甲状腺異常に伴う高血圧

甲状腺ホルモンの異常、副甲状腺ホルモンの異常などがあります。
血液検査で診断します。

薬剤性高血圧

痛み止め、ある種の漢方で血圧が上昇する場合があります。
お薬をやめる場合は処方した先生にも相談するようにしてください。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠呼吸障害では夜間に低酸素状態になることや深い睡眠がとれないことで交感神経が活性化し血圧が上昇します。

2次性高血圧は原因を特定しすることが大切です。その理由は以下です。

血圧の原因を検査する利点

治療ができる場合は、降圧剤の内服が減ったり、いらなくなることがあります。また、ホルモン異常の場合は、血圧以外の体に負担を減らせる場合があります。
疑われる場合はがんばって検査しましょう。

当院では高血圧診療理念の2つ目に“高血圧の原因を追求します”を掲げております。
しかし、特にホルモン異常の2次性高血圧は、カテーテル検査や負荷試験など様々な検査や、様々な専門医師や必要です。当院のみで対応できない場合は他の専門施設に紹介いたします。ご安心ください。