お悩み相談|田園都市高血圧クリニック かなえ|たまプラーザ駅南口より徒歩1分の内科・循環器内科

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お悩み相談|田園都市高血圧クリニック かなえ|たまプラーザ駅南口より徒歩1分の内科・循環器内科

相談内容

天気や低気圧、雨で体調が悪くなります。治療を教えてください。

米山先生からの回答

天気や低気圧、雨で体調が悪くなりますという場合には気象病かもしれません。下に気象病のお薬を解説します。

気象病のお薬

気象病の薬を以下にまとめます

頭痛を和らげたい方

ロキソプロフェン、カロナール、SG顆粒、五苓散、半夏白朮天麻湯など、

めまいを和らげたい方

抗めまい薬(メリスロン、セファドールなど)
ATP製剤(ATP、アデホス、トリノシンなど) 

優しい漢方をご希望の方(院長おすすめ!!)

体内の水分を循環させる作用から内耳のリンパ液の滞りを解消させる効果が期待できます。五苓散(ごれいさん)、柴苓湯(さいれいとう)半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)など

不眠やイライラなど精神症状も気になる方に向いています。この漢方や小児の夜泣きや高齢者で認知症の不眠や苛々にも効果が認められています。抑肝散(よくかんさん)など  

気象病に多いめまい頭痛などの症状に重きを置いたのが苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)

末梢血管の血行を促進する作用、下肢の冷えがあり頭痛や腰痛、下腹部痛またしもやけがある方に期待ができます。当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)  
   

慢性化してしまった慢性疼痛や抑うつ気分、意欲の低下などうつ傾向をなんとかしたい方

抗うつ薬が症状改善によいかもしれません。SNRI(サインバルタ トレドミン イフェクサーなど)
NaSSA(レクサプロ レメロンなど) 、SSRI(パキシル ジェイゾロフト デプロメール・ルボックス レクサプロ)、環系抗うつ薬(トリプタノール アナフラニール)などです。

最後に

台風が近づくと頭が重い、肩がこる、疲れる、調子悪い、でも、仕事に行かなきゃいけない。その症状、もしかしたら『気象病』かもしれません。田園都市高血圧クリニックは、地域の健康に寄り添う医療を提供してまいります。『気象病でお薬を希望します』とスタッフにお伝えください。

院長

 

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例えば、38℃の熱が出たのですが、このまま様子を見ていて大丈夫でしょうか?
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