天気や低気圧、雨で体調が悪くなります。お薬以外で自分のセルフケアを教えてください。気象病の症状を和らげるにはどうしたらよいですか?
お悩み相談
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天気や低気圧、雨で体調が悪くなります。お薬以外で自分のセルフケアを教えてください。気象病の症状を和らげるにはどうしたらよいですか?
主な改善方法は、則正しい生活や十分な睡眠、正しい食生活などです。気象病の症状を和らげるために、すぐできるオススメのセルフケアを以下に解説いたします。
耳たぶを水平に引っぱり5~10秒したら離したり、両耳をつまんで上下、横に引っ張ったり後ろに回したり、手のひらで両耳全体を覆い後ろに向かって回すというものです。耳の周りの血流のほかリンパ液の流れをよくする効果があるとされます。
ヨガやストレッチなど、ゆっくり長くできる運動をする、睡眠時間を十分に確保する、同じ時間に起床し、同じ時間に就寝する、朝ごはんを少しでもよいから食べるなど規則正しい生活を心がけるとよいでしょう。適度な有酸素運動をしたり、朝は太陽の光を浴びるのもよいかもしれません。朝おきたらカーテンを開ける習慣や早朝のウォーキングもよいかもしれません。
湯船にゆっくりつかったりして適度に汗をかく。頭の血行を良くしたり、38℃〜40℃の温度での入浴、首、肩のストレッチ、身体をお風呂などで外から温める、アロマバスもよいかもしれません。質の良い睡眠をとることも大切です。食事後すぐに寝てしまうと、体は消化活動を優先するため、内臓が休息する時間が短くなります。就寝3時間前には夕食を済ませましょう。また、暖かいかい飲み物(白湯、生姜湯、カモミールティーなど)は、内臓から体温上昇を促します。体温が下がり始めるときに自然な眠気がおきるので、睡眠前のリズムをつくるのにおすすめです。安眠効果を高めるためにノンカフェインのものを選びましょう。また、自分に合った寝具選びや、ぬるめの入浴でリラックスも良いです。
気象病は、医療従事者にもあまりなじみがなく理解されづらいこともあり、医療機関に受診しても相談にのってくれないことがあります。たからこそ、セルフケアが大切だと思いました。しかしながら、医療機関が気象病に対応しないのでなく、医療機関は、頭痛、胸部深い、だるさ、貧血などが、実は、気象病でなく内科疾患が隠れている危険性を見つけれてくれます。例えば、寝た気がしない、眠いなどは、睡眠時無呼吸症候群による睡眠障害かもしれません。だるいのは貧血や甲状腺の問題かもしれません。あなたのその症状が気象病でなく重大な病気でないことを医療機関が相談してくれます。心配な症状があれば、医療機関に相談してみましょう。主な検査は血液検査です。頭痛が心配な方は頭部MRI検査で異常がないことを確認することもできます。睡眠障害の方は睡眠時無呼吸検査(PSG)が良いです。検査の結果、大きな問題がなければ気象病かもしれません。検査も治療薬も保険適応ですからご安心ください。田園都市高血圧クリニックは、地域の健康に寄り添う医療を提供してまいります。『気象病かもしれませんが検査を希望します』とスタッフにお伝えください。
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例えば、38℃の熱が出たのですが、このまま様子を見ていて大丈夫でしょうか?
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