60歳男性、熱がありだるいです、頭痛もします。まわりに感染者はおりませんがコロナでしょうか?それとも夏の熱中症でしょうか?

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60歳男性、熱がありだるいです、頭痛もします。まわりに感染者はおりませんがコロナでしょうか?それとも夏の熱中症でしょうか?
質問ありがとうございます。たまプラーザ駅の内科・循環器・糖尿病の田園都市高血圧クリニックの米山喜平です。新型コロナウィルス感染症なのか?熱中症なのか?すばらしい質問をありがとうございます。
発熱、咳、喉の痛み、呼吸困難、倦怠感、筋肉痛、味覚や嗅覚の喪失などがあります。また、感染のリスク要因や感染者との接触がある場合にも考慮する必要があります。
暑い環境での体温調節の障害によって引き起こされる症状です。主な症状には、高体温、頭痛、めまい、倦怠感、皮膚のほてりや発汗不足などがあります。熱中症は、高温や湿度の条件下で過度の運動や長時間の屋外活動などによって発症することが一般的です。
体温が上昇し38度以上になることがあります。
過度の発汗や逆に発汗が止まることがあります。
皮膚が赤くなり、湿ったりほてったりすることがあります。
頭痛やめまい、ふらつき、意識の混乱が現れることがあります。
吐き気や嘔吐感が現れることがあります。
手足の筋肉が痙攣することがあります。
体がだるくなったり、元気が出なくなることがあります。
通常は37.5℃以上の発熱
鼻づまり、鼻水、くしゃみ、咳、喉の痛みなどの上気道症状
関節痛、疲労感や全身のだるさなど
水分補給が重要です。こまめに少量ずつ水を摂ることが効果的です。
熱中症予防のために、室内の温度を適切に調整することが重要です。エアコンを使って室温を快適な範囲に保ちましょう。ただし、急激な温度変化は血圧に影響を与える可能性があるため、急な温度変化を避けるようにしましょう。
暑い日や熱中症のリスクが高まる場所では無理な運動は避けましょう。適度な休息を取ることで、体を休めて体温の上昇を抑えることができます。
涼しい服装を選び、日除け対策(帽子や日焼け止めなど)を行うことで、体温の上昇を抑えることができます。暑い環境での長時間の外出時には、日陰を利用するなど工夫しましょう。
薬物管理と医師の指示に従う:高血圧の薬物治療を受けている場合は、医師の指示に従い薬物を適切に管理しましょう。熱中症に対して特別な注意が必要な薬物があるかどうかを確認し、医師と相談してください。
新型コロナウィルス感染症と熱中症の鑑別が時に難しいときがあります。なぜなら、感染症の方も熱中症を併発してしまうこともあるからです。病院で熱中症という場合は、新型コロナウィルス抗原キットを使用して感染症との関与を否定したり、感冒症状や所見がない(喉にウイルス性の所見がないことなど)などがポイントです。感染も熱中症も予防できる点で共通していると思いました。
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例えば、38℃の熱が出たのですが、このまま様子を見ていて大丈夫でしょうか?
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