血圧と血管
血圧と血管
血管はそもそも血液が詰まりづらくするように頑張っています。
血管が硬く(動脈硬化)なって、血管の機能がおちると
例えば 動脈瘤は、血管が硬くなり血圧が上がります。血圧が上がるとさらに動脈瘤が大きくなります。動脈瘤が大きくなると血管機能が低下しさらに血圧があがってしまいます。
それは血圧を下げることです。
こちらの動画をごらんください。
かたい血管の血流(青矢印)がとぎれとぎれ
でも
やわらい血管の血流(赤矢印)は途切れず血流がよいのが分かります。
だから
血圧を下げることが大切なのです。
血圧と動脈硬化測定が同時にできる検査がABIです。
ABIは
頸動脈超音波検査にて動脈硬化がよく見えます
CTやMRIでも動脈の痛み具合や、動脈が正常であることが分かります。
当院ではCTやMRIも徒歩2分のメディカルスキャニングたまプラーザで撮像ができます。
血液検査でコレステロール値を知ることが大切です。
その他、糖尿病の治療、肥満の改善、禁煙なども大切です。
動脈硬化は、実は血管だけじゃないんです。
血液を全身に行き渡らせるために、ポンプ役の心臓がより強い圧力をかけて血を送り出すようになる。 その結果、心臓に負担が出てきて心肥大になります。
当院での血管検査のまとめ
検査しても血管はよくならないでしょ?
検査しても動脈硬化がなくなるわけじゃないしどうして検査するの?
検査をすれば血管が良くなるんだったら検査しようって思いますよね
その通りです
検査をしても血管はよくなりません。
でも どうでしょうか?
異常が目に見えれば、あなたの行動が変わりませんか?
例えば、脳に動脈瘤が発見されたとしたら、あなたは動脈の破裂の前に、何とかしようと思いませんか?
例えば、心臓に異常が発見されたら、あなたは心臓発作の前に、何とかしようとおもいませんか?
例えば、若いと思っていた自分が、動脈に石灰化があったら、日常生活を気をつけようと思いませんか?
このように、異常があると知ることができれば、あなたの日常が健康生活変わる可能性が高いのです。
■結局どうすればいいの?