腹痛
腹痛
腹痛には大きく分けて、内臓痛と体性痛の2種類があります。
痛みの部位が明確でなく、周期的にお腹全体が何となく痛いという鈍痛で,吐き気や悪心、冷や汗といった症状をともなうことがあります。
例えば下痢でおこる痛みが内臓痛になります。その原因は管腔臓器の内圧の上昇により起こる痛みです。最終的には、管腔の閉塞、牽引で痛みが起こります。
腹膜や腸間膜(腸と腸との間にある膜)、横隔膜に分布している知覚神経が刺激されて起こる腹痛です。刺すような鋭い痛み(疝痛)が持続的に続きます。内臓痛よりも痛みの部位がはっきりとしています。