お悩み相談|田園都市高血圧クリニック かなえ|たまプラーザ駅南口より徒歩1分の内科・循環器内科

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お悩み相談|田園都市高血圧クリニック かなえ|たまプラーザ駅南口より徒歩1分の内科・循環器内科

相談内容

40代の女性。他院で高血圧の治療中です。高血圧と頭痛がひどいんです。お酒をたくさん飲むんですが、アルコールと血圧は関係ありますか? できれば血圧の薬をやめたいんですが。。。

米山先生からの回答

質問と受診を頂きましてありがとうございます。たまプラーザの内科・循環器の田園都市高血圧クリニック、院長の米山喜平です。アルコール性高血圧と診断できたのでシェアします。

1月の初診

血圧のホルモン異常がなし本態性高血圧と診断しました。前医処方のニフェジピン20mgを継続しました。

2月の再診時

生活習慣を聞きました。毎日のお酒を楽しんでいる。ワイン1本弱、酎ハイのときもあるようでした。

5月の再診時

かわりなし

6月の再診時

「下の血圧が高いんです。朝の血圧140、夕の血圧150にもなります」ということでしたので血圧の薬をニフェジピン20mg→ジルムロHDへ変更しました。

7月の再診時

血圧は目標値の125前後を達成しました。「実は、毎日飲んでいたお酒を週に3回に減らしてみたんです。そしたら、血圧が下がったんです、驚きました。血圧が下がって頭痛もいつも間にかよくなっていました。今では血圧の薬を飲んだり飲まなかったりしています。お酒をやめると血圧が下がることに気づいたんです。お酒を飲んだ次の日の血圧が高いことを知りました」

気づき

ワイン1本弱を毎日飲酒しており、やめてみたら血圧が改善する経過を考えるとお酒によるアルコール性高血圧と診断できました。お酒をやめてみて初めてアルコールの血圧の影響がわかるんだと思いました。少量のアルコールは血圧を一時的に低下させますが、長期的習慣的な飲酒は、血圧を上昇させ、高血圧の原因になる恐れがある言われていおります。これってアルコールだけでなく、肥満に伴う高血圧もやせてみないと診断ができなかったりします。塩分過多による高血圧は塩分を制限してみないと塩分の高血圧とは診断が難しいということです。

結局の〇〇さんは、お酒をやめるか薬を飲むか?の選択にこまっておりましたその選択は医師でなく本人の選択がよいと思っています。僕は適度に楽しみながら適度に薬を飲むのも良いと思いました。お酒は休肝日がいいんだなぁ〜と改めて教えてきました。

院長

 

 

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