お悩み相談|田園都市高血圧クリニック かなえ|たまプラーザ駅南口より徒歩1分の内科・循環器内科

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お悩み相談|田園都市高血圧クリニック かなえ|たまプラーザ駅南口より徒歩1分の内科・循環器内科

相談内容

40歳女性、ダイエットをしたのですが、運動をしても大丈夫でしょうか?医学的に運動をしても大丈夫か確認して欲しいです(スポーツ医学)。

米山先生からの回答

たまプラーザ駅、内科、循環器、糖尿病の田園都市高血圧クリニック院長の米山喜平です。ダイエットをしたのですが、運動をしても大丈夫でしょうか?と聞かれたときに登場するのが、スポーツ医学です。一般的には心電図や血液検査、レントゲンが含まれた健康診断で問題を指摘されていない場合や、胸の痛みや息切れ、失神がなければ問題なく運動できる方が多いです。また、問題があっても治療をされ医師に管理されていれば問題なく運動できる方が多いです。健康診断を受診するかお近くの内科クリニック、当院にご相談をください。

心臓の病気がないか?

スポーツ活動や運動に従事する際、心臓疾患が隠れている場合があります。特に激しい運動や競技を行う場合、心臓にかかる負荷が増加し、既存の心臓病や潜在的な心臓問題が悪化する可能性があります。まず、心臓疾患がないかどうかを心電図、採血、心エコー、ホルター心電図で確認する必要があります。

もし心臓の病気があったら運動できませんか?

運動する際、心臓疾患があっても適切に治療をされている場合は、もしろ、心疾患であっても運動が推奨されております。これを心臓リハビリテーションと言います。心疾患のある方は、担当の先生に運動について尋ねてください。

運動中に一番怖いのは?

運動中に一番怖いのが突然死です。一般の方が スポーツ中に突然死が発生するリスクは低いですが、まれに起こることがあります。主な原因は心電図や心エコーで発見される肥大型心筋症が有名です。定期的な健康チェックや適切な心電図、心エコー、ホルター心電図、血液検査のスクリーニングが重要です。

過度なトレーニングをしてもいいですか?

過度なトレーニングや過労は心臓に負担をかけ、心臓機能の変化や損傷を引き起こす可能性があります。心臓の適切な回復や休息の重要性を理解し、適切なトレーニングと休息のバランスを保つことが重要です。当院ではホルター心電図をつけて過度なトレーニングを実際に行って頂き、過度なトレーニングに耐えることができるかどうかを判定することがでます。

慢性的な持病がありますがトレーニングをしてもいいですか?

はい、むしろ慢性的な持病がある方はトレーニングがよいです。担当医に尋ねてください。

息切れがありますが運動をしてもいいですか?

はい、息切れがある方は、まず、担当医に運動をしてもよいか尋ねてください。一般的に息切れがある方こそ息切れがする程度の運動をした方がよい傾向にあります。散歩をして息を切らす、休む、散歩を息を切らす、休むを繰り返しましょう。少しつづ息切れに強くなります。息切れや持病がある方の運動の程度は「会話ができる程度の軽い運動」がよいです。肩で息をするような運動はやり過ぎです。

運動以外の注意点はございますか?

心臓病の早期発見と管理が大切です。 スポーツ医学では、選手やアスリートの定期的な健康チェックやスクリーニングが重要です。これにより、心臓疾患やリスク要因の早期発見と管理が可能になります。

ナショナルスポーツ科学センターとは?

ナショナルスポーツ科学センター(National Sports Science Center)は、スポーツ科学に関する研究、教育、トレーニングを行う施設です。このセンターは、アスリートのパフォーマンス向上やスポーツの安全性に関する研究を行い、スポーツ医学やスポーツトレーニングの分野での専門知識や情報を提供しています。

ナショナルスポーツ科学センターは、スポーツ医学、運動生理学、栄養学、運動心理学、バイオメカニクスなど、さまざまな分野の専門家が集まり、研究・教育・トレーニング活動を行っています。センターでは、アスリートやコーチ、トレーナーなど、スポーツに関わるさまざまな人々に対して、最新の科学的知見をもとにしたサポートや指導を提供しています。

また、ナショナルスポーツ科学センターは、スポーツの健康促進やスポーツマネジメントにも取り組んでいます。運動の効果や安全性に関する情報の提供や、スポーツ施設の設計や運営に関する支援など、幅広い分野で活動しています。

ナショナルスポーツ科学センターは、国内のスポーツ団体やスポーツ施設、大学などと連携し、スポーツの科学的な発展とスポーツパフォーマンスの向上に貢献しています。

(田園都市高血圧クリニック 院長 米山喜平 ナショナルトレーニングセンターにて)

最後に

スポーツ医学では、アスリートの健康管理やパフォーマンス向上に焦点を当てていますが、心臓の問題点についても注意が必要です。定期的な健康チェック、適切なトレーニングと休息のバランス、心臓疾患の早期発見と管理、応急処置と救急対応の適切な対応がスポーツ医学における心臓の問題点に対処するために重要な要素となります。一般的には心電図や血液検査、レントゲンが含まれた健康診断で問題を指摘されていない場合や、胸の痛みや息切れ、失神がなければ問題なく運動できる方が多いです。

院長

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例えば、38℃の熱が出たのですが、このまま様子を見ていて大丈夫でしょうか?
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