30代女性です。突然、ふわっとして、意識を失ってしまい失神してしまいました。どこに受診したらよいのかわかりません。失神の診察ってしてもらえますか? 失神外来はございますか? どうして失神してしまうのでしょうか?対処法はどうしたらいいでしょうか?
お悩み相談
お悩み相談
30代女性です。突然、ふわっとして、意識を失ってしまい失神してしまいました。どこに受診したらよいのかわかりません。失神の診察ってしてもらえますか? 失神外来はございますか? どうして失神してしまうのでしょうか?対処法はどうしたらいいでしょうか?
質問ありがとうございます。田園都市高血圧クリニックかなえの院長の米山喜平です。失神してしまいびっくりしたことと思います。気分もすごく悪かったかもしれません。確かに、内科で相談したいいのか?脳神経外科に相談した方がよいのか?どこに受診したらよいのかわかずらいと思います。田園都市高血圧クリニックかなえでは、”失神外来”があります。失神外来は、どうして失神してしまうのか?対処法を一緒に考えていきます。
「本当に大丈夫なのかな…」という不安が残っていませんか?
失神は、原因がはっきりしないまま放置されやすい症状です。
その結果、本来は調べるべき心臓の異常が見逃されてしまう。そんなケースを、私たちは何度も見てきました。
「もう少し早く、きちんと調べていれば…」そう後悔しないために。
失神を診る外来
それが、私たちの「失神外来」です。
失神には、いくつかの原因があります。特に重要なのが 心臓が原因の失神 です。
当外来では、以下の流れで原因を探ります。
① 失神に特化した詳しい問診
② 心臓を中心とした検査
③ 必要に応じた追加検査
※検査内容は症状に応じて適切に選択しますが、心電図、血液、ホルター心電図、心エコーは必須の検査になります。
失神は主に、反射性失神と心原性失神に分けられます。また、特定の行動や状況で起こる状況失神もあります。失神とは、一時的に脳への血流が低下することで、急に意識を失ってしまう状態をいいます。
反射性失神とは、自律神経の反射が一時的に強く働くことで、血圧が下がったり脈が遅くなったりして起こる失神です。神経調節性失神や迷走神経反射と呼ばれることもあります。失神の中で最も多いタイプです。
反射性失神の特徴
・長時間立っていると起こりやすい
・暑い場所や満員電車で起こることがある
・強い緊張や不安、恐怖、痛みがきっかけになる
・採血や注射のあとに起こることがある
・失神の前に、めまい、吐き気、冷や汗、目の前が暗くなるなどの前触れが出やすい
命に関わることは少なく、生活上の工夫で予防できることも多い失神です。
トイレで失神したのですがどんな失神ですか?
状況失神は反射性失神の一種で、特定の行動や場面をきっかけに起こります。
起こりやすい状況
・排尿中や排尿直後
・排便時
・強く咳をしたとき
・食後
・飲酒後
・飲み込みの動作のとき
体の反射が関与して起こります。
心原性失神は、心臓の病気が原因で起こる失神です。心臓の働きが急に低下し、脳への血流が十分に保てなくなることで起こります。
心原性失神の特徴
・前触れなく突然起こることが多い
・安静時や運動中のどちらでも起こる
・短時間でも重要な原因となることがある
心原性失神では、心電図で次のような異常がみられることがあります。
・脈が極端に遅い状態
洞不全症候群や高度の房室ブロックなどが原因になります。
・脈が非常に速い不整脈
心室頻拍や心室細動や上室頻拍など、心臓が速く打ちすぎて血液を十分に送り出せない状態です。
・危険な不整脈を起こしやすい心電図
ブルガダ症候群や遺伝性QT延長症候群など、特徴的な波形がみられることがあります。
これらは失神の原因として重要で、詳しい検査が必要になります。
失神の背景として、次のような病気が見つかることがあります。
血液検査で見つかることのある病気
・貧血
血液の酸素を運ぶ力が低下し、立ちくらみや失神の原因になります。
・低血糖
血糖値が下がることで、冷や汗や意識障害を起こします。
・脱水や電解質異常
体の水分やミネラルのバランスが崩れ、血圧低下や不整脈につながります。
・肝障害
肝臓の働きが低下し、全身の代謝バランスが乱れることで意識障害を起こすことがあります。
心電図や心臓の検査で見つかる病気
・不整脈
・ブルガダ症候群
・遺伝性QT延長症候群
・洞不全症候群
・房室ブロック
・狭心症
・心筋症
・心臓弁膜症
失神と似た症状でも、原因が異なる状態があります。
・起立性低血圧
立ち上がったときに血圧が下がり、ふらつきや意識が遠のく感じが出ます。
・脳の病気
脳血管の病気などで、意識障害や体の動かしにくさが出ることがあります。
・てんかん発作
けいれんや意識消失を伴い、失神との区別が必要です。
初めて失神を起こした場合は、心電図、採血検査、ホルター心電図検査、心エコー検査が必要になります。前触れなく突然起こった場合、運動中に起こった場合は、速やかな受診をおすすめします。失神は原因によって対応が大きく異なります。当院では、症状が起きた状況を丁寧に伺い、血液検査や心電図、心エコーなどを組み合わせて原因を確認します。気になる症状がある場合は、安心してご相談ください。
失神は、「何もなかった」で終わらせていい症状ばかりではありません。原因を知ることで、防げる失神があります。守れる日常があります。
「こんなことで受診していいのかな」そう思う必要はありません。まずは一度、失神を専門に診る外来にご相談ください。
失神外来のご予約・ご相談はこちらから
院長があなたのお悩みにお答えします。
お返事には2週間ほどお時間をいただいております。
!今すぐに回答を欲しい方のご相談はお受けできません。
例えば、38℃の熱が出たのですが、このまま様子を見ていて大丈夫でしょうか?
このように今すぐに回答を欲しい方のご相談はお受けできません。