お悩み相談|田園都市高血圧クリニック かなえ|たまプラーザ駅南口より徒歩1分の内科・循環器内科

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お悩み相談|田園都市高血圧クリニック かなえ|たまプラーザ駅南口より徒歩1分の内科・循環器内科

相談内容

40代男性。現在、うつ病とメニエール病を患っておりますが、気圧の変化による体調不良も顕著に起こっております。気象病という観点で専門的な治療を一度受けてみたいと考えておりますが、こちらのクリニックでは具体的にどのような検査を行う事になりますでしょうか。なお、現在飲んでいる薬は(……)となります。

米山先生からの回答

気象病のご相談をいただきありがとうございます。気圧の変化による体調不良や気象病の症状は、実際に多くの人々に影響を与えることが知られています。おっしゃる通り、専門的な治療や検査を受けることで、症状の軽減や管理が可能です。内服を詳細に教えて頂きありがとうございます。すでに気象病に有効なお薬も内服しております。気象病と内耳との関係が言われていいます。メニエール病のような内耳障害のために耳鼻科に受診され治療されておりますので安心です。気象病に伴う体調不良は、疾患の早期の兆候として表われることがあります。例えば、天気の悪い日の息切れやふらつきが貧血の早期症状であったり、だるさが甲状腺疾患の早期症状であったります。天気の体調不良がきっかけに受診した結果、貧血や肝障害、高血圧や無呼吸症候群が発見されたなどです。当院で行う検査は、内科一般の血液検査やメタボをみる体組成計、必要に応じて睡眠時無呼吸症候群の検査になります。すでに、内科に通院されていたり、人間ドックなどの検査が問題がなければ、当院での特別な検査はございません。当院に受診された際の指導内容を下にまとめてあります。参考になさってください。ご質問ありがとうございました。

 

Q 天気や低気圧、雨で体調が悪くなります。お薬以外で自分のセルフケアを教えてください。

https://yume-kanae.jp/problem/2173

 

Q 気象病の治療

https://yume-kanae.jp/problem/2166

 

最後に

うつ病と気象病はそれぞれ異なる状態でありそれぞれの特徴があります。うつ病は、持続的に気分の沈んでいる感じや興味の喪失、エネルギーの低下や疲労感、睡眠障害(過眠または不眠)、食欲変動(過食または食欲不振)などです。一方で、気象病は、 気象の変化(気圧の変化、湿度、気温の変動)に敏感で、体調不良が起こり、頭痛、めまい、関節痛、疲労感、イライラ、不安などの症状が気象の変化に関連して現れます。うつ病はセロトニンなどの低下による精神疾患であり、気象病は内耳による気象の変化の過敏反応と考えております。双方異なる点がございますが、症状が非常に類似します。気象病の要因がうつ病を悪化させるあることもありますし、うつ病によって、気象の変化に過敏になることもあると思います。これらの要因が複雑に絡み合っているのだと思います。すでに気象病に有効なお薬も内服しており、内科的にも問題がない場合には、天候の変化で出現する症状をなくす効果的な治療方法を見つけるのは、本当に難しいことが多いです。

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例えば、38℃の熱が出たのですが、このまま様子を見ていて大丈夫でしょうか?
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